家出の夜
こんばんは。べりもなです。今日は夜風が暖かく何か不思議な夜ですね。
ところで皆さんは家出をしたことがありますか?
無論、私はありません。家出をする少年少女の気持ちってものがよくわかりませんが考えてみたいと思います。
社会への反逆か、はたまた親への反抗か。もしかしたら理由なんてものは大して重要ではないのかもしれません。
家出という行為そのものが、自分はここにいるという「人間の証明」なのではないでしょうか。
声にならない思春期真っ只中の眠れる若き獅子たちの熱き咆哮がまさに家出なのだと思います。
この記事を読んでいる読者の皆様の中にはお子さんがいらっしゃる親御さんもいるのではないでしょうか。
今、自分の息子娘が家出をして帰ってこなくても心配はいりません。
そのうち飽きて帰ってきます。
大事なのはそこで叱ったり、悲嘆に暮れて泣き叫ぶのではなく、
彼らの「叫び」に気付いてあげることなのです。
彼らはその「叫び」を声にする道具をまだ持っていないのです。その道具を手に入れるきっかけを与えてあげることが大人の役目なのです。
今日はここらで緞帳を下ろしたいと思います。ではまた。
大人は判ってくれない胸が苦しいことさえ。そうさ、自分が子供の頃を忘れているんだ。
bye♪